効率的な独学の方法は?

2020/09/25
 
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独学で勉強するあなたへ

大切なのは、使える知識が身につく学習です。

ITパスポート試験にかぎらず、資格対策の学習法には3つのスタイルがあります。
それは「通学講座」、「通信講座」の利用、「独学」で対応する、の3つです。

このなかで最もお手軽なのが「独学」です。独学は市販の参考書等を購入すれば、教材を揃えたその日からすぐに勉強を始めることができます。

通学講座など教育機関の利用とは比べものにならないほど安価な出費で済むのが魅力。5000円も出せば、参考書・過去問集など一通りの教材が揃えられます。

また、時間と場所を選ばす、好きな時にどこででも勉強できることも独学のお手軽さですね。

ITパスポート試験(資格)は、独学でも合格は可能?

ITパスポート試験は合格率が50%の、比較的難易度のやさしい試験です。

しかし並行して、ITパスポート試験の受験者の6割は社会人であり、なかでも多くの受験者層を占めているのが、コンピュータメーカーやソフトウエア企業など、IT関連の会社で働く人たちであることも見てきました。

ですから「独学でも合格は可能?」という質問に対しては、十分可能な方、ちょっと心配な方、できれば通信講座など教育機関の利用をお薦めしたい方、などいろいろなレベルの方がいらっしゃるでしょう。と言いたいと思います。

合格だけが目的の受験はもったいない!

もうひとつお伝えしたいことがあります。
それは、ITパスポート試験(資格)は受験のテクニックを駆使し合格しても、あまり意味がないということです。

ITパスポート試験は出題3分野の基準点を確保した上で、全体で60%以上の得点をすれば合格できます。
ゴロ合わせを取り入れたり、試験直前期に思いっきり詰め込み学習をするなど、要領良く勉強すれば独学でも60%位は得点できるかもしれません。

職場でスキルを活かせれば◎

でもそれでは意味がありません。
もちろん試験を目指す以上はITパスポート試験(資格)に合格することは大切で。

しかしそれよりもむしろ合格できるだけの知識を身につけ、そのスキルを職場で活かすことが大切なのです。

試験団体のIPAも、そのような学習効果を期待して、広く基礎知識を獲得する機会を提供しています。

独学でも合格できる方はたくさんいらっしゃるでしょうし、試験に合格した後々まで、しっかり知識に残る学習ができるのなら、管理人は独学でも構わないと思っています。

しかし知識の理解に曖昧さを残さず、記憶に定着しやすい学習法をお望みでしたら、やはりお薦めしたいのは、通学講座や通信講座の利用です。
プロに教わる学習法が実力のつきやすい得策であることはまちがいありません。

独学で勉強するケースを考えて見る

当サイトでは、可能な限り独学で勉強する事をオススメします。
何故なら、独学で勉強するとなると、教材選びから学習計画、勉強法まで全て自分で考える必要があるので、思考力が付いてきます。

そして、思考力が付いてくれば、この先困難なことがあっても、自分自身で解決する自浄能力が身についてくるからです。

独学のデメリットも把握しましょう

しかし、現実にはそこまでのレベルに達する前に多くの方は挫折してしまいます。
理由としては、

「テキストだけで勉強しなければいけないので、理解出来ないことが多々出てくる」

「自己流の勉強になるので、無駄が増え、学習量が多くなる」

といったことです。

その結果、多くの勉強時間が必要になり、それに耐えられなくなって、挫折してしまうのです。
特に仕事をしている社会人は、その傾向が強いようです。

いかに学習時間を捻出できるか?

社会人の場合、接待や同僚との付き合い、残業などがあるので、どうしても勉強時間に限りがあります。
その中で時間をやりくりせねばならず、勉強を続けていく事が苦痛になるのです。

また、そもそも勉強が苦手な方も独学で挫折してしまいます。
私もそうですが、勉強が苦手だと、机に座って落ち着いて勉強することが物凄く苦痛になります。

それを続けていくと、ストレスがたまり、日々の生活に違和感を覚えるようになります。
その事を克服するためには、気軽に勉強する環境を作っていかなければなりません。

IT初心者の方には通信講座もおすすめです

例えば、電車の移動中に講義を聴く、パソコンを使いながら遊び感覚で勉強する、とか、机に座って文字を読むと言う環境からできる限り遠ざけ、普段毎日行なっている行動の中に勉強を組み込み、そして文字ではなく映像や音を使って勉強していきます。

そうすれば、勉強が苦手な方でも続けていく事が出来ます。

しかし、そのための環境を整えるためには、通信講座が必要になり、独学では対応できません。

ですが、それ以外の方は独学でも十分に対応出来ます。
例えば、比較的自由な時間が多い方、辛抱強く勉強していける方、すでにITの基礎知識がある方などです。

ITパスポートの目的はあくまでも試験に合格する事で、勉強スタイルにこだわることではありませんが、可能な限り独学で勉強して見て下さい。

自己分析と勉強内容のバランスは重視できていますか?

資格の支援サイトいろいろ見て僕が感じるのは、『効率的に学習しましょう!』というメッセージが多いことです。
資格は就職や転職活動に活かしてはじめて真価を発揮するもの。だからともかくも合格することが大事、ということみたいですね。

でも、ITパスポートの資格にかぎっては、そうばかりと言えないような気がしています。
効率良く勉強して試験に合格しても、仕事ですぐに使えるレベルの知識が形成されていなければあんまり意味がないと思うのです。

かりに資格を持っていないにしても、ITパスポートが教える知識をしっかり自分のものにしていて、職場で周りの人たちに教えてあげられる人の方がよっぽどすごい、と僕は思っています。

むずかしいところですね。それでもやっぱり僕も試験には合格したかったですから。
少し周りに道になりましたが、ここからはITパスポート試験を独学で勉強される方へ向け、効率的な学習法のアドバイスをしたいと思います。

最初に、得意・不得意分野のみきわめをすることが大事です

ITパスポートの試験範囲は広範に渡ります。大きく分けると

  • ストラテジ系
  • マネジメント系
  • テクノロジ系

の3分野でした。

その詳細を追ってみると、

  • PDCAの考え方
  • 知的財産権
  • 個人情報保護法
  • 経営分析手法
  • 電子商取引
  • コンピュータやネットワークを利用した業務効率
  • ソフトウエア開発の基本的な流れに関する知識
  • ITサービスマネジメントの意義
  • 2進数の特徴や演算
  • アルゴリズムの基本的な考え方
  • プロセッサの性能と基本的な仕組み
  • OSの必要性
  • オフィスツールなどソフトウエアパッケージの特長
  • インターネットや電子メールの特長と仕組み

…。上記はほんの一例です。ITパスポートで勉強することは、まだまだ、まだまだたくさんあります。
それらの知識をすべて自分の力にできたら素晴らしいことですが、そうはいっても、みなさんそれぞれに好きな分野と苦手な分野が出てくると思います。

ですから勉強をはじめる段階で、まずその全体を見渡して、得意・不得意分野をあらかじめ見きわめておくようにしましましょう
ITパスポートの試験は「総合得点の満点の60%以上、各分野別得点が満点の30%以上」で合格できます。

たとえばマネジメント系が苦手で25問中8問しか正解できなかったとしても、ほかの2つの系で高得点を挙げれば合格できるのがITパスポートの試験です。
効率的に合格することを考えますと、このことが一番大事なことかもしれません。

インプット・アウトプットのバランスを大切に!

ITパスポートに限らず、どのような資格試験の対策でも重要だと言われるのがインプットとアウトプットのバランスです。

「インプット」とは参考者やテキストなどを読んで知識や考え方を頭に入れる学習で、「アウトプット」は、過去問や予想問題集など実際に問題を解いて応用力をつけたり、出題のパターンを知る学習です。このどちらの学習が不足しても、本試験で力を発揮することはできません。

費やす時間のバランスとしてはインプット対アウトプットで、3対7くらいが適切です。アウトプット重視ということですね。

もちろん問題集でアウトプットの学習をする時も、基本テキストを参照することはたくさんあります。概ね3対7のバランスを守って、テキストと問題集の間を往復学習するのが効果的です。

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